またね

今日、じゃなくて日付変わって

昨日10月1日が命日になりました。

 

トイレに向かって移動するのに

よたよたするようになって

トイレの姿勢をとろうとするのに

下半身がぺしゃんとつぶれて

お座りみたいになって

 

それでもその姿勢で

もうあまり出なくなったおしっこを

一生懸命出そうとしているのが

痛々しくて。

 

夜中、あまり眠れなかったので

ソファでゴロンとしていると

私のすぐそばで寝ていたりして。

 

最期の夜に、一緒に寝られて

よかったと。

 

あぁ、そろそろ夕飯の支度、と

思ってそばを離れて

キッチンでバタバタとしている間に

静かに息を引き取りました。

 

10歳と9か月。

 

うちの子記念日は今月25日なので

一緒に過ごしたのは9年と11か月。

 

明日、ペット葬をしてくれるところに

連絡をして、小さな骨壺に入って

返ってきます。

 

この1年は、下痢が続いて病院通いが多く。

お薬でよくならないので

フードを変えたり試行錯誤の連続で。

 

エコーで腸内を見てみましょう、

と言ってしてみた検査で

尿道の腫瘍が見つかり。

 

そこからお薬の投与で

腫瘍が大きくなるのを抑えましょう

という治療が始まり。

 

約10年、一緒に暮らして

ごはんもトイレも散歩も寝る時も

月イチのトリミングも病院の送迎も

みんな私と一緒だったので。

 

特にこの1年はお世話が大変で

あぁ、大変だなぁ、と

負担に思うことがしばしばで。

 

だったのだけれども。

いなくなっちゃうと寂しい。

もう動かないし反応もないけど

話しかけたりしてしまいます。

 

冷蔵庫や引き出しの中にあるフード、

お散歩グッズ、おもちゃ、服、

キャリーバッグ、トイレシート

などなどなどなど。

 

もう必要なくなったものを

一度に片付けてしまうのがしのびなく。

 

少しずつ、やってこうと思います。

 

さみしいなぁ。

 

心の準備とか覚悟なんて

していたつもりでも

いざ現実になってみると

それがどれだけ役に立ってるんだか。

 

と思うくらい、やっぱり寂しい。

 

私のことを、一番好きでいてくれたから

いつも一緒にいたいよ、と

全身で伝えてくれていたから。

 

この子の遺骨はやっぱり、

手元にしばらくはおいておきたい。

 

10年前の今頃、小学5年生だった息子と

見送ったわんこと、あちらで会えたかなと

息子が言う。

 

会えたかな。

 

私があちらに行ったら会えるかな。

 

たくさんのほっこりをありがとう。

大好きだよ。