扶養義務

ともに1941年生まれの両親、

今年の誕生日で83歳。

 

80歳くらいまで現役で自営業、

廃業してからは専業農家として

今年も現役で米作りをしています。

 

よく働くなぁ。

働かないことは罪、みたいな

そういう感覚が身についてるんだろうな。

 

同級生の中には、認知症を患っている

親の介護をしている子もいて。

 

明日は我が身、の思いを

日に日に強くするんでありますが。

 

義姉(71歳)が要介護状態になったのが

今から1年8か月前。

それまで、義姉が担っていた

義父(95歳)の身の回りのお世話を

夫がすることになりました。

(と言っても、認知症もなく

お昼は一人カップラーメン、みたいな

状態だったとしても、とりあえず

自立生活をしていたので

必要なものを買って届けるとか

病院などへの送迎をするとか、

週に一度ゴミ出しをするとか

その程度。だったはず。)

 

あと、義姉の娘(=義姉はシングルマザー、

なので義父は義姉の娘にとっては父親代わり)

生まれてすぐ養女に出た義姉の妹も

色々お世話をしていたようですが。

 

一方その時既に、私はガン闘病中で。

仕事家事育児にしわ寄せがいかない

闘病生活をすることだけで精一杯で

そんなに(義家族のためには)動けない。

 

夫はそのことに一定の理解を示したものの。

 

義姉が要介護状態になってから

義父が亡くなる先月までの1年7か月の間に

幾度となく、何もしない、訪ねても行かない

と非難されたことがありました。

 

車で10分かからない距離にいながら

なんでそれさえしないんだ?

という、夫側の主張ですけれども。

 

その夫は、一つ屋根の下に住んでいる

息子(血のつながりはありませんが)の

引越しの荷物に指一本触れなかった。

 

これから、私の方の両親の介護等々

必要になってくると思うけれども

夫が何かしてくれるとは

到底思えない。

 

その思いも、義実家へ足が向かない

要因の一つ。

 

とはいえ、まぁ、はたから見れば

冷たい嫁、のように見えるんだろうなとも。

 

で、やっとの本題。

長男の嫁に介護義務はあるのか?

 

これ、法律上はないんですねー!

親が要介護状態になったときに、

実子やその親の兄弟姉妹には

「扶養義務」があるとされているけれども

実子の配偶者にはその義務はない。

 

それを知って、ちょっとほっとしています。

 

当然、夫に私の両親の介護をする義務も

ありませんが。

夫に頼まないとできない、みたいなことが

ほぼほぼ無いので。

 

力仕事、高いところの作業、みたいなのは

もう息子を頼った方が早いですし。

 

つまり。

 

もし、私が義姉・義父に献身的に

何かやっていたとしても

私の両親の時に還元されることはまずないことは

火を見るよりも明らか。

 

 

ま、そういうことを考えるところが

私のイヤな部分かも知れませんが。。。

 

 

普段、家事全般私がやって

家計に関しては基本的に折半、

住んでいるのは私名義の家土地

という不平等感に堪えているので。

 

これ以上の不平等は無理!

と、私の全身全霊が心の中で叫ぶので。。。

 

今週木曜日は2回目のカウンセリング。

とても楽しみです。

 

というより、それがあるから

頑張れているし我慢できている。

ありがたいです。