わんこがいない暮らし

ただいまー とリビングに入っても

しっぽふりふりのもこもこはいません。

 

床が汚れることも

抜け毛が落ちることもありません。

 

夕方になっても

ごはんまだ?とソワソワする子がいません。

 

もう、トイレシートとトイレットペーパーを

抱えて帰ってくることもありません。

 

まんまるおめ目で見上げてきたり

ぴとぴとすりすりくっついてくる子がいません。

 

動物病院やトリミングの送迎で

バタバタすることもありません。

 

楽になったこともたくさんあるけど

あるはずだけど

今は、いなくなった寂しさの方が

ずっと大きいです。

 

最期、ありがとね、と何度も何度も

言葉にしましたが

伝えきれなかったな。

 

大好きだったんだなー

自分で自覚していたよりずっと

大好きだった。

 

うちの子になったときから

お空組になった今も

かわいくてちょっと強気でやんちゃで

めちゃくちゃあまえんぼ。

 

亡くなる直前は、お世話の大変さばかりを

思っていたけど

それがなくなってみたら

やっぱり、癒しでしかなかったなーと。

 

かわいいもふもふ。

やわらかくてあったかい。

 

無理なのわかってても

戻ってこないかな。

 

腫瘍のあったところに触れると痛いので

最後の方は、遠慮気味に抱っこしてました。

全身ぎゅうぎゅうしたかった。

 

無事、天国に着いたかな。

天国から、家が見えるかな。