母が離婚しなかった理由

ガンになったことを機に

まぁ、人生の振り返りなんてことを

する機会が以前よりもずっと増えている訳ですけれども。

 

自分の自己肯定感の低さの原因が

まぁ、強烈な父親にあることはだいたいわかっていて。

 

それでもまだ何となく、

それだけじゃないような、しっくりこない感じがあって。

 

母も同じガンになったことで

以前よりマメに連絡をするようになって。

(週1回程度)

 

色々やり取りをしているうちに。

 

あー、そうかー、母が子どものために

離婚をしなかったとすれば

私たちのせいで自由に生きられなくてごめんなさい

 

みたいな感覚があるからかー

 

と。

 

そう思うとすごくしっくり。

 

まぁ、母が父との結婚について

どう感じているか、本当のところは

分かりませんが。

 

少なくとも私の目には

クレイジーな父との生活は

我慢の連続で大変だろうと映っていて。

 

 

 

 

それを、「お母さんごめんね」と

心の中で思って生きてたんだなー、多分。

 

 

 

 

でも。

 

 

母は母、私は私。

 

母の幸せは母が決めることで

私の幸せは私が決めること。

 

 

母が、父と添い遂げることを選んだ

その生き方を、まるっと尊重することもまた

親孝行なのかもしれないと。

 

 

そして、私は私。

生まれてきてよかったと

心から思えるように

幸せであることに貪欲になっていいのだと。

 

 

そんなようなことを思う

三連休明け、雨の月曜日、じゃなくて火曜日。