ストレスとガン

大学以来の友人に、もう15年位前に

甲状腺がんになり、切らずに治して

今や定期検診にさえ行っていない、

というツワモノがいるのですが。

 

 

私のガンがわかったときに

久しぶりに連絡をして。

 

 

「あのときみたいなストレスはもうないから

検診ももう行ってないよ~」とサラリ。

 

 

ストレスの内容は、当時そこそこ詳細に

聞いていたので。

 

確かに、あれほどのストレスは

人生の中でそう何度も経験することはないよね、と。

 

それほどに、ストレスとガン細胞の増殖、

および免疫力の低下とは

大きく関わっているのだと。

 

で。

 

我が身を振り返り。

 

実際、ストレスあったんですよねー。

ものすごいストレスと絶望と。

ありました。

 

で。

 

ガンになってから、

というか、ガンになることで

解消されたストレスがいくつもあり。

 

助けられた、と思いました、ガンに。

 

というか、ガンになることで

身を守った?という感じでしょうか。

 

(例えば、長引きそうだった元夫との調停、

私側の要求が通った後、

夫側からの、私から見れば理不尽な要求に関する調停が

私のガン発覚により、調停不成立で終了となるとか)

 

 

今の夫は前夫とは比較にならないくらい

きちんとした人で、信頼できる人ではあるのですが

その生真面目さゆえにメンタル不調を抱えており。

 

そのストレスが私に向かうことが

多々あったのですが。

 

私がガンになってから

その傾向がなくなりました。

 

それはもう、ほんっとーに

別人になったかのような変化です。

 

夫のメンタル不調を

私が一方的に支えなければ、という

不均衡なパワーバランスを

 

夫婦はお互い支えあうもの

というバランスに、ガンが直してくれた

と思います。

 

 

ガン細胞の増殖を、

免疫力が抑えきれないようなストレスを

慢性的に抱えていると

結果ガンになる。

 

 

そうならないように

自分の抱えているストレスに

ちゃんと気づいて

ちゃんと対処していこうと。

 

 

思います。