誰に言って誰に言わないか

ガン保険CMで、お笑いコンビのお一人が

親に言うときまいったよねー

みたいなことを言っていて。

 

肺ガン(?)の手術をされた青木さやかさんは

誰にも言わずに手術を受けたとおっしゃっていて。

 

一昔前は、ガンというのは

本人には内緒にしていて

家族にだけ知らされる、みたいな感じだったと

思うんですけど。

 

私の場合、治療方針の説明を受ける時だけ

「ご家族の方が同席されてもかまいませんよ」

と言われましたが

結局病院ごとはすべて一人で。

 

夫にはすぐに話し、息子(高3)には

進路が決まったら言うつもりでまだ言っておらず。

 

実家の両親には一応伝えましたが

細かいことは言わず

治療すれば治るから心配いらない、

そんな深刻なやつじゃないから、と付け足し。

 

ガン患者としての私の日々の諸々は

友人たちが受け止めてくれています。

 

もちろん、夫も、夫なりに

たくさん気遣ってくれています。

 

それ以外は、近所のママ友も

仕事関係の人も、古くからの友人も

誰も私がガン闘病中だとは知りません。

 

見た目にやつれていたり

顔色が悪かったり、という状態じゃないですし

何なら、更年期真っただ中アラフィフ世代の中じゃ

むしろ元気な人、に見えているかも。

 

ジム行って筋トレしたり

プールでガンガン泳いだりしてますしね。

 

ガン告知は本人が受けるもの、となって

誰に言って誰に言わないかを

本人が選べるようになったんだなぁ、と。

 

まぁ、今はそれが当たり前なのかもしれませんが。

 

私だけが知らされなくて

治療方法とかも知らないところで決定されて…

みたいな時代じゃなくてよかったなぁ。

 

と思います。