ガンを生み出す3G の話 

 

↑ に書かれている ガンを生み出す 3G

我慢、頑張る、頑固。

 

我慢しすぎるのも、頑張り過ぎるのも

ほんっと、そう、と納得しつつ

でも、そんなに頑固なわけじゃないよね。。。

と思っていたのですが。

 

私の性格が頑固、というより。

(むしろ、性格的には柔軟だと自分では思っている)

 

頑固にこびりついている

幼少期の刷り込み ならあるなぁと。

 

まぁ、こびりつくから

刷り込み という名前がついてるわけで

簡単にリセットできる思い込みなら

わざわざ 刷り込み と名前がついたり

しないよね、とも思いつつ。

 

 

心理セラピーでは、幼少期の強烈な体験から

刷り込まれた思い込みを取り除くことで

生きづらさを軽減することを目指しますが。

 

我慢しなければならない

期待に応えなければならない

子どもであってはいけない

 

などは、私自身に強烈に当てはまる

ビリーフです。

 

心理セラピーを学び

自分自身と向き合うことで

それらの思い込みは随分軽くなっていたと

思っていたのですが。

 

「頑固」にこびりついてるものがひとつ。

お金にまつわるもの。

 

自分には、お金をかける価値がない

 

書いてて悲しくなりますが。。。

 

父親が、厳しい人で

特にお金に関してシビアだったんですよねぇ。

 

頑固、あったなぁ。

 

私には、お金をかける価値がある

 

心の底からそう思えたら

ガン細胞、消えてくれるかもしれません。

 

 

ストレスとガン

大学以来の友人に、もう15年位前に

甲状腺がんになり、切らずに治して

今や定期検診にさえ行っていない、

というツワモノがいるのですが。

 

 

私のガンがわかったときに

久しぶりに連絡をして。

 

 

「あのときみたいなストレスはもうないから

検診ももう行ってないよ~」とサラリ。

 

 

ストレスの内容は、当時そこそこ詳細に

聞いていたので。

 

確かに、あれほどのストレスは

人生の中でそう何度も経験することはないよね、と。

 

それほどに、ストレスとガン細胞の増殖、

および免疫力の低下とは

大きく関わっているのだと。

 

で。

 

我が身を振り返り。

 

実際、ストレスあったんですよねー。

ものすごいストレスと絶望と。

ありました。

 

で。

 

ガンになってから、

というか、ガンになることで

解消されたストレスがいくつもあり。

 

助けられた、と思いました、ガンに。

 

というか、ガンになることで

身を守った?という感じでしょうか。

 

(例えば、長引きそうだった元夫との調停、

私側の要求が通った後、

夫側からの、私から見れば理不尽な要求に関する調停が

私のガン発覚により、調停不成立で終了となるとか)

 

 

今の夫は前夫とは比較にならないくらい

きちんとした人で、信頼できる人ではあるのですが

その生真面目さゆえにメンタル不調を抱えており。

 

そのストレスが私に向かうことが

多々あったのですが。

 

私がガンになってから

その傾向がなくなりました。

 

それはもう、ほんっとーに

別人になったかのような変化です。

 

夫のメンタル不調を

私が一方的に支えなければ、という

不均衡なパワーバランスを

 

夫婦はお互い支えあうもの

というバランスに、ガンが直してくれた

と思います。

 

 

ガン細胞の増殖を、

免疫力が抑えきれないようなストレスを

慢性的に抱えていると

結果ガンになる。

 

 

そうならないように

自分の抱えているストレスに

ちゃんと気づいて

ちゃんと対処していこうと。

 

 

思います。

 

 

日本一 いや世界一 かも。

日本で一番、とか世界で一番、

なんてのは、特別な存在の人のお話

と思っていたけれども。

 

もしかして、私は日本で一番のんきな

乳がん患者なのではないかとふと。

日本一?いや、世界一かも?

 

なんて。

 

もちろん、不安に襲われる瞬間が

全くないわけではありませんが。

 

しこりをさわってその存在を確認する以外の

いわゆる自覚症状というヤツが

ほとんどなく。

 

以前よりも昼寝するな、とか

疲れやすいかも?というのはありますが

 

そんなもん、私世代(更年期世代)なら

当たり前に(多分)ある程度のもの。

 

というか、そもそも私には更年期症状というヤツが

ほとんど出ていない。くらい体の不調とは無縁で。

 

週に1回程度、温熱療法と点滴に

病院に通って、2か月に1回程度

大学病院にエコー検査に通っている以外

病人らしいことが何一つないのですよね。

 

(温熱と点滴の時に必ず体調を聞かれますが

「健康です」と答えてしまう。。。)

 

病気のことを、誰に話して

誰に話さないかはとっても大事、

ということを書いたのですけれども

 

ほとんどの人に話してないおかげで

私をガン患者だと思っている人は

ほとんどいなくて

 

そのおかげで、闘病中であるという現実を

忘れることができている

というのもあります。

 

ガンにとってストレスが大敵、だとするならば

こんな風にのんきでいられることは

とってもいいことなのだろうと思っています。

 

これで、順調に腫瘍が小さくなって

消えてってくれたら、もう最高です。

 

きっと世界一、のんきな乳がん患者の独り言。

自分のストレスのもとを知る

自分のことは自分が一番よくわかっている

 

というのはなかなかの独りよがりで。

 

ガンがわかって以来

自分のストレスのもとは何なんだろうと

立ち止まって考えることがしばしばなんですが。

 

気づいていなかったことが色々ありました。

 

気づいていても、

そんなことでストレス感じている場合じゃない!

と自分で自分にムチ打っていたりとか。

 

で、気づいたことの一つが

私にとって、

一人の時間がとてもとても大切だということ。

 

 

ここ3年、なっかなか一人の時間が

持てなくなっていました。

再婚したので。。。

(7年間のシングルマザー期を経て3年前に再婚)

 

 

シングルマザー期は、息子が小2~中3。

中学に入れば直接手がかかることは減っていっても

受験とか、進路のことで考えないといけないことが

でてきて、子育ての大変さの種類は変わっても

大変さそのものは変わらない感じで。

 

 

息子が元夫のところで過ごす時間が

唯一自分一人になれる時間で

それはとてもとても貴重な時間でした。

 

それが。再婚してからなくなったんですよねー。

 

息子が元夫のところに行っても

一人になれない。。。

 

再婚とは言え新婚、と言えば新婚でもあるので

新生活が始まった、というある種の高揚感が

自分の本当の感情に気づきにくくさせていたのかなー

 

と思います。

 

 

いい変化なのか悪い変化なのかに関わらず

新しい環境はストレスになります。

 

 

とにかく、一人の時間を確保する。

私にとってはそれがとても大切なこと。

 

今、期末テスト期間中で、息子の帰りが早いので

私一人の時間が1日数時間とはいえ少なくなっています。

それが5日間続くと、それだけで消耗している自分がいます。。。

 

以前の私なら、そういう自分を

情けないなー…と卑下していたと思いますが

 

今は、それが私なんだ と受け入れるようにしています。

 

なので、テスト期間が終わったら、

自分一人の時間を確保しようと思います。

 

ストレスのもとは人それぞれです。

自分にとってのストレスのもとを

きちんと把握しておく。

 

大事なことだと思います。

 

誰に話して誰に話さないか 再び

昨日、23日 勤労感謝の日 祝日。

県外から帰省していた高校時代の友人と

久しぶりにランチ。

 

最後にあったのはコロナ前なので

少なくとも2年ぶりくらい。

 

私がガンのことを話しているのは

夫と実の両親&実家暮らしの姉

ガンサバイバーの大学時代の友人

大学時代の先輩一人

と、ガンの手術を2年前にした2つ上のいとこ。

7人。のみ。

 

息子にも実の弟にも

義姉、義父にも言ってません。

 

ということで。

まぁ、会話がそんな流れになったら

話そうかなー、と思っていましたが。

 

結局話さず。

 

ガン闘病中の人扱いされたくない

 

というのがあるのかなぁ。

 

あまり、誰かに頼ることが上手ではないので。

 

昨日のように友人と話していても

自分のことを聞いて聞いてーーー

と言うより、話の聴き役になることの方が多いし。

 

 

で。わかったんですけど。

聞いてるだけって疲れる(笑)

 

今まで、こんな疲れる友達付き合いしてたんか。。。

 

疲れるなー、と気づいただけでも進歩!

と思うことにしよう。。。

 

(それも、ガマン?)

 

治ったら言いたい人はたくさんいるんだけれども

今、自分がガン治療中なんだということを

知っておいてほしいという人はそんなにいません。。。

温熱療法5回目

40分間の施術中、技師の方が

「痛いところや熱いところはないですか?」

と声をかけてくださり。

 

主治医の先生も、

「決して我慢しないように、

違和感があったらすぐにスタッフに

言ってくださいね」とおっしゃって

下さっていたこともあり。

 

初回から4回目までは

途中で、

「すみません、背中側にピリピリ

するところがあるんですけど、、、」

とか

「下側がちょっと痛いです」

 

などなど。

 

そのたびにいったん施術を止めて

対策をしてもらっていたんですが。

 

今回5回目にして初めて

途中1度も中止することなく

40分間フルで治療を受けることが

できました。

 

ら。

 

治療後、だるーーーーーい。。。

ねむーーーーーい。。。

 

血流がすごくよくなるので

鍼治療とかを受けた後の感じに似ていて。

 

好転反応?のような??

 

治療翌日は泥のように眠り。

(午前中ほとんど寝ていたのにもかかわらず

夜もベッドに入ると即就寝の熟睡)

 

で、その翌日の本日

めちゃくちゃ身体スッキリ!!

目覚めもスッキリ!!!爽快!

 

ガン細胞のある部分に局所的に注熱する治療なんですが

血管やリンパ管は全身に巡っているので

結局全身の血流が良くなるってことなんでしょうねぇ。

 

来週はスケジュールの都合で受けられず

代わりに高濃度ビタミンC点滴を。

 

第6回目は来月頭に受ける予定です。

ガマン ガマン

ガンを生み出す 3G のひとつ 我慢。

 

 

あー、我慢していたんだなぁ、と。

気づくことが まだまだ あります。

 

 

もちろん、ガン克服のために

一切の我慢をやめる!!

という極端な話ではなく。

 

 

とにかく、自分が我慢していれば

それで丸く収まるのなら、

波風立たないのなら、という

 

我慢のし過ぎ をやめる、ということ。

 

と、どこまでが我慢のし過ぎで

どこまでが適度な我慢なのか

という線引きの是非を常に問い続けることになり。

 

それはそれで面倒だったりもしますが。

 

今日は月曜日。

家族が家にいる週末が終わり

家に、私一人、の解放感。

 

この、解放感に対する「うれしい!」という

気持ちの大きさが

週末の我慢の大きさのバロメーターだなぁ、と。

 

 

我慢と自己主張、わがままのバランスがとれるようになると

一人は寂しいなぁという感覚になる、はず?

 

 

温熱療法を受ける、とか

ケトン食療法を続ける、とか

サプリを摂る、とか

 

は、ある意味簡単ですが

 

我慢し過ぎない

頑張りすぎない

 

というのは、なかなか難しいです。

 

我慢することはえらいこと、立派なこと

と思って自分にムチ打って生きてきた私には

 

正々堂々と、ワガママを目指せるというこの境遇が

ある意味奇跡。

 

ありがたいことです。